ダウ理論のトレンド転換を把握できるインジケーターは?

ダウ理論で使えるインジケーター

ダウ理論はわかるけど、トレンド転換をインジケーターで判断できる方法を知りたいと思っていませんか?

ダウ理論でトレンド転換を見極めるにはインジケーターを使うのがわかりやすいです。

ここでは、

  • ダウ理論でトレンド転換を見極めるインジケーターとは?
  • ダウ理論のトレンド転換を見極めるインジケーターを解説
  • トレンド転換はインジケーターだけではダメ?
  • ダウ理論のトレンド転換は、サインツールを使えばもっと効率が上がる?

といった内容について解説しています。

ダウ理論はわかるけど、見極め方法がわからないという人におすすめです。

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目次

ダウ理論でトレンド転換を見極めるインジケーターとは?

FXチャート

ダウ理論でトレンド転換を見極めるインジケーターは、ダウ理論にもとづいてシグナルが発生されるインジケーターのことです。
≫ ダウ理論の詳しい解説はこちら

まずはダウ理論のトレンド転換についてかるくおさらいしておきましょう。

ダウ理論のトレンド転換は高値安値の更新が目安

ダウ理論のトレンド転換は高値安値が更新されたタイミングが目安です。

USD/JPYの日足終値を線で引いたラインチャートを見てみましょう。


ダウ理論の説明①

ドル円ラインチャート – Inventing.com

  1. 2018年までは直近低値が更新
  2. 上昇したところで下落、1月始めに低値を割り下落サインを形成
  3. その後、直近高値と直近低値を下げながら下落
  4. 3月後半に直近高値を超え、上昇トレンドに転換

高値や安値が更新された地点が、ダウ理論によるトレンド転換ポイントです。

[aside type=”normal”]トレンドでは高値低値の切り下げを確認し、ポジションをとるかどうか決めましょう。[/aside]

[aside type=”warning”]ただし、トレンド転換のサインを確認できたからといって、そのまま相場に飛び込んではいけません。[/aside]

ダウ理論のトレンド転換は時間軸によって異なる?

ダウ理論によるトレンド転換は、時間軸によって異なります。

ダウ理論のトレンド転換例①
左のチャートはポンド円チャートの4時間足です。下降トレンド中です。
ダウ理論のトレンド転換例②
その次の4時間ローソク足で急上昇しました。前回の高値を更新し、トレンド転換したかのように思われます。
ダウ理論のトレンド転換例③
こちらは5分足です。レジスタンスラインをブレイクしています。
④
トレンド転換の確認方法例です。
上記チャートではわかりづらいので、左のチャート(加工なし)でもご覧ください。

ダウ理論によるトレンド転換は、時間軸によって見方が変わります。

ダウ理論のトレンド転換を見極めるインジケーターを解説

解説

ダウ理論のトレンド転換を見極めるインジケーターについて解説します。

ダウ理論と相性の良いインジケーターのひとつが、

  • 移動平均線

です。
≫ 移動平均線に関する記事はこちら

その他のトレンド転換インジケーターについては、別の記事で詳しく解説しています。

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移動平均線を使ったトレンド転換の見極め方

トレンド系インジケーターである移動平均線を使って、日足によるトレンド転換の見極め方について解説します。

使うインジケーターは移動平均線の、

  • 期間62日(中期)
  • 期間200日(長期)

です。

ダウ理論6つの基本法則のひとつに、

  • 明確なサインが出るまで継続する

という項目があります。

このトレンド転換の性質を利用して、2本の移動平均線のクロスを基準にトレンド転換を判断するという手法です。

移動平均線でのダウ理論手法について解説

移動平均線を使ったダウ理論手法について解説します。

画像をご覧ください。ドル円の日足チャートです。

ドル円日足チャート

  • 2012年Q4から2015年Q2まで大きな上昇トレンドが継続
  • 2015年Q2とQ3ではっきり高値越えを継続できなかったサイン

しかしトレンド転換を確信するにはこれだけでは材料不足です。

そこで利用するのが移動平均線です。

ポイントは、

  1. 移動平均線がデッドクロスするまで待つこと
  2. デッドクロス発生後は62日移動平均線までチャートが戻ってくるまで待つ

この2点です。

移動平均線のクロスにくわえてグランビルの法則も使う

移動平均線は非常にシンプルですが、万能なインジケーターです。

グランビルの法則も用いることにより、売買ルールを明確化することもできます。
≫ グランビルの法則とは?

先ほどの手法であれば、62日指数移動平均線まで戻ったら売るというルールによって機械的に取り引きできます。

おすすめは明確にトレンドが確認しやすい日足チャートで長いスパンで行うことです。

ダウ理論ともっとも相性がいいインジケーターは、移動平均線といっても過言ではありません。

トレンド転換はインジケーターだけではダメ?

トレンド転換を確認するためには、インジケーターだけで判断するのは危険です。
≫ インジケーターだけでは勝てない理由とは?

かならずチャートの動きは確認しておく!

トレンド転換を確認するのは、インジケーターだけではかなり危険です。

かならずチャートの動きを確認することは必要です。

理由としては、

  • 一時的に上昇(下落)しても反発してレンジを形成する場合もある
  • 上昇(下降)中は、どこで直近高値(安値)形成するかはわからない

といった相場のクセがあるからです。

レジサポラインを引いて、トレンド転換ポイントを見定めておきましょう。
≫ レジサポに関する記事はこちら

トレンド転換は予測はできないもの

トレンド転換は、いつどこで発生するか予測することはほぼ不可能です。

トレンド転換は、現在チャートの状況を見た上で確認・判断するというものです。

  • 最低2つか3つの確認するトレンド転換サインを持っておく

ことを覚えておきましょう。

トレンド転換サインを多く持っていることで、確率の高いトレンド転換点を見つけて売買することが大切です。

トレンドが発生したら?

トレンドが発生したと判断できたら、一定のルールや法則などにより淡々とトレードしていくだけになります。

なお、トレンド発生後の売買には、エリオット波動理論を覚えておくといいでしょう。
≫ エリオット波動とは?

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ダウ理論のトレンド転換は、サインツールを使えばもっと効率が上がる?

理解する

トレンド転換は、インジケーターの使い方次第でもっと効率よく把握することができます。

たとえば、サインツールを使うことです。

サインツールを使うことで、

  • チャートに張り付いている必要がなく、時間を節約することができる
  • トレンド転換がもっとわかりやすくなる
  • 売買判断への迷いが少なくなる
  • 無料インジケーターだけで裁量トレードするよりも、圧倒的にトレードの感覚が身につきやすい

といったメリットがあります。

逆にデメリットは、購入費用がかかってしまうことです。

サインツールを使えば、勝てるようになるまでの時間も短縮されます。

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