
FXでは、しばしばレジサポという用語が使われます。
FXでは、レジサポラインの引き方を知っているのは常識で、これを知らないと損をします。
ここではレジサポとは?について、レジサポラインの引き方について解説しています。
目次
レジサポとは?
レジサポとは、レジスタンスとサポートの略称です。
レジ=レジスタンス(抵抗)
サポ=サポート(支持)
- レジスタンスライン
抵抗線といい、直近の高値どうしを結んだライン(上値の抵抗線)になります。 - サポートライン
支持線といい、直近の安値どうしを結んだライン(下値の支持線)になります。
これらを総称してレジサポと呼ぶこともあり、レジサポラインは水平に横にラインを引きます。
レジサポが発生する理由とは?
レジサポは、多くの投資家達が同じ価格帯に注文を入れることで発生します。
レジサポが発生する具体例について詳しく解説していきます。
レジサポが発生する具体例
レジサポが発生する具体例について説明します。
たとえば、1ドルの取引が110円付近で相場が動いていたとします。
この時、多くの投資家達は、1ドル110円なら交換できると考えます。
それを踏まえた上で、現在の価格が1ドル = 120円 or 100円の場合、多くの投資家達はどう考えるのかを見ていきましょう。
1ドル = 120円の場合
現在の価格が110円より高いため、多くの投資家達は売り(ショート)で注文を入れます。
110円付近まで価格が下がってきたら決済しようと考えます。
このように、現在の価格が120円まで価格が上がる度に売りの注文が集中します。
そこで、上記の画像のようなレジスタンスライン(抵抗線)が引けるようになります。
1ドル = 100円の場合
現在の価格が110円より低いため多くの投資家達は、買い(ロング)で注文を入れます。
110円付近まで価格が上がってきたら決済しようと考えます。
こちらもレジスタンスライン同様、現在の価格が100円まで落ちる度に買いの注文が集中します。
そこで、上記の画像のようなサポートライン(支持線)が引けるようになります。
レジサポラインの引き方
レジサポラインの引き方について説明します。
レジサポラインの引き方については、
- ヒゲ
- 実体
上記のどちらかを通さなければならないといったセオリーはありません。
ただし、可能な限りは多くのローソク足に触れたほうが使いやすいレジサポラインになるでしょう。
レジサポラインを引く
では実際にレジサポラインを引いてみます。
- 直近の高値と安値に注目
- 直近の高値安値にレジサポラインを引く
- その他にもレジサポがあればラインを引く
レジサポラインの引き方ポイント
レジサポラインの引き方ポイントについてまとめです。
- 1日足などの上位足でレジサポラインを引く
- 最初に直近の高値安値にレジサポラインを引く
- 相場の状態(トレンドかレンジ)を判断する
上位足でレジサポラインを引くことによって、強力で長期的なトレンドの継続が期待できます。