エリオット波動のルールは難しい?使い方をわかりやすく簡単説明

ここでは図を使って難しいエリオット波動について解説しています。

エリオット波動を投資理論というと難しいように感じてしまうかもしれません。

しかし、チャートの形を見ながら視覚的に理解すると「なるほど」と理解できるでしょう。

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エリオット波動は難しいようでカンタン?

エリオット波動は難しいようでカンタンです。

まずはチャートの形に注目してみましょう。

図:エリオット波動の基本図形エリオット波動①
図:ユーロドル 日足 上昇波参照例エリオット波動②

FXではサイクルや波を描きながら周期的に、規則的に動いています。

エリオット波動理論で提唱されている相場の基本形は、

  • 「上昇5波と下降3波」のサイクル

です。

この上昇相場と下降相場の一連のサイクルを

  • 「完全相場サイクル」

と呼びます。

相場の周期性を捉えるのがエリオット波動理論

エリオット波動理論が難しいと感じるのは、相場の周期性を捉えると説明されているからです。

周期性をカンタンに説明するとのことです。

実際にチャートの形を実際によく観察してみると、

  • 相場には周期性(波)がある

ということを理解することができます。

 提唱者であるエリオットは、「海」の波をみて着想を得ました。

相場にもこのようなサイクルがあるに違いない!と思って研究をしたといわれています。

さらにエリオットは自身の著書で「引き潮」や「流れ」について言及しています。

エリオット波動理論はダウ理論とも関係がある?

エリオット波動理論はダウ理論とも深いかかわりがある理論です。
≫ダウ理論に関する記事はこちら

チェックダウ理論のトレンド転換を把握できるインジケーターは?

では上昇5波と下降3波、それぞれのエリオット波動の波について簡単に説明していきます。

エリオット波動は難しいようで簡単!エリオット波動の波とは?

エリオット波動には上昇波と下降波があります。

エリオット波動③

エリオット波動の上昇波

エリオット波動の上昇波について説明していきます。

エリオット波動の上昇波
  • 上昇第1波(衝撃波)
    じわじわと相場が上がり続けている状態です。
    この段階でプロトレーダーが仕掛けに入ります。
    徐々に方向性がはっきりしてくる段階です。
  • 上昇第2波(修正波)
    第一波を打ち消す修正波です。
    割高感が出てきて、売買意欲がなくなってくるため一時的に相場が下落します。
    逆張りをするトレーダーも仕掛けてくることがあるため、強い動きになるい場合が多いです。
    エリオット波動理論の中に「第一波を超えて第二波が安値を付けることはない」という原則があります。
  • 上昇第3波(衝撃波)
    上昇波動の中で最も強く長い動きをします。
    この段階で、大勢の順張りトレーダーが上昇トレンドであることを認識します。逆張りトレーダーもこの段階で損切りをすることが多いです。そのためじわじわと価格が上昇していきます。
    エリオット波動理論の中に「第三波が一番短くなることはない」という原則があります。
  • 上昇第4波(修正波)
    複雑な動きが多くなり、乱高下をします。
    エリオット波動理論の中に「上昇第四波は上昇第一波の高値を下回ることはない」という原則があります。
  • 上昇第5波(衝撃波)
    バブル的な急騰となり、勢いよく価格が上昇していきます。
    素人の投資家が買いあさり、プロトレーダーはこの段階で売り抜けを行う時期でもあります。
    さらには、新規売りを仕掛けるプロトレーダーもいます。
    そのため相場が急展開する場合があります。

以上がエリオットの上昇波動の流れです。

難しい説明だったのでカンタンにいうと、

第1波⇒かなり上がる

第2波⇒少し下がる

第3波⇒かなり上がる

第4波⇒少し下がる

第5波⇒かなり上がる

このようなイメージです。

エリオット波動の上昇5波では、大きな上昇が3回あるとされています。

エリオット波動の下降波動

エリオット波動の下降波動も説明していきます。

エリオット波動の下降波
  • 上昇5波が終わった後に3つ目の下降波が発生したら、下降波動の始まりである可能性が高い
  • 1度修正波が入りますが、その後さらに下落する
  • 一般的に、下落のスピードは上昇のスピードよりも速い

難しい説明だったのでカンタンにいうと、

第1波⇒ガッツリ下がる

第2波⇒少し上がる

第3波⇒ガッツリ下がる

このようなイメージです。

エリオット波動の下降3波は、2回大きな下落があるとされています。

「下落は多くの人にとって恐怖」で価格が下落していくと不安が募り、売りが売りを呼ぶ展開になります。

 損切りが多く発生するとそれだけ下落に勢いがついていきます。

上昇時はゆっくりと上昇し、下降時は勢い強く下落することが多いです。

エリオット波動理論の原則とは?

エリオット波動理論には、ある原則があります。

エリオット波動理論の原則
  • 第1波を超えて第2波が安値を付けることはない
  • 第3波が一番短くなることはない
  • 上昇第4波は上昇第1波の高値を下回ることはない

このことからいえることは、

  • 第2波が終わって第3波で上昇するときが、一番勝ちやすい

ということになります。

 そのためレンジブレイクしたからといって、上昇第1波でポジションを取る必要は全くありません。

エリオット波動は難しいが知っておくと役立つ!

エリオット波動は知っておくべき

エリオット波動に明確なシグナルはなく、難しいように感じる部分も多いかもしれません。

ただし、エリオット波動を知っておくことにより、相場分析に役立つことは間違いありません。

ポイントは、さまざまな時間足で環境認識をし波動を観察していくことです。
≫環境認識に関する記事はこちら

「上昇5波・下降3波」という相場のサイクルを頭に入れておくだけで、新たな視点でチャートを分析することができます。

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