逆張りは、使うトレーダーが少なく初心者には難しい手法です。
利益を大きく伸ばせるメリットもあれば、値ごろ感での売買によって損失が大きくなるデメリットもあります。
ここでは逆張り手法の概要やメリットデメリットについて紹介します。
[toc]
逆張り手法とは?
逆張り手法とは、トレンド方向に対して逆にエントリーするトレード手法です。
たとえば、
- トレンド方向が上向きなら「売り注文」
- トレンド方向が下向きなら「買い注文」
を行います。
これに反して、トレンド方向に向かってエントリーするのが順張りです。
逆張りを行うには、レンジ相場もしくはトレンド転換のいずれかの相場を狙います。
レンジ相場のほうが初心者にはわかりやすいですが、利益が少ないというデメリットがあります。
レンジ相場とは?
レンジ相場とは、保ち合いが続いて同じ価格帯を何度も往復する相場の状態です。
相場の勢いがなく、買いと売りが拮抗している均衡状態がレンジ相場です。
レンジ相場においては、逆張り手法が有効なトレード手法になります。
[getpost id=”565″][getpost id=”1909″]
逆張り手法のメリット・デメリット
逆張り手法のメリットデメリットについて解説します。
逆張り手法のメリット
逆張り手法のメリットは、損切りの判断が早くなることです。
逆張りでトレードする場合、トレンド転換のぎりぎりのポイントを狙います。
損切りラインは短く、予想どおりに動かなかった場合はすぐに損切りできます。
逆張り手法のデメリット
逆張り手法のデメリットは、損失が大きくなりやすいことです。
その理由として、以下が挙げられます。
- 損切り・資金管理を誤ると損失が大きい
トレンド転換を狙った逆張りで失敗すると、損切りは必須です。
その際に損切りを怠ったり、無駄にトレードしすぎて損切り回数が増えると損失は膨らみます。 - リスクリワードのバランスがとりづらい
レンジ相場では勝率が上がるが利益が少なく、トレンド転換では勝率が下がるが利益が大きくなりがちです。
逆張り手法のやり方
逆張り手法のやり方には、以下のような2つのパターンがあります。
- レンジ相場で売買
- トレンド転換を狙う
レンジ相場で売買するやり方
レンジ相場で売買するやり方は、レジサポラインを使うのがおすすめです。
レジサポラインをひくことにより、価格が反転しているポイントが明確になります。
[getpost id=”4317″]
また、環境認識によって安定したレンジ相場であることを確認してください。
予想どおりに相場が動かなければ、レンジ相場での逆張りは失敗してしまいます。
[getpost id=”2762″]
トレンド転換を狙うやり方
トレンド転換期を判断するのは、簡単なことではありません。
やり方としては、以下の方法があります。
くわえて、上位足での環境認識を行うことは必須となります。
[getpost id=”2762″]
逆張り手法のポイント
逆張り手法のポイントについてまとめます。
- 環境認識は必ず行う
- 天井(底値)を確実に仕留めるつもりで入念に検証する
(レジサポラインをひく、ダイバージェンスやチャートパターンなど) - 確実にトレンド転換したことを確認してエントリーする
トレンド転換は以下についてしっかり確認しましょう。
- 売りなら
直近の山(高値)を上回ったことを確認する - 買いなら
直近の谷(安値)を下回ったことを確認する
逆張りを狙ったサインツールでは、ブラストFXがおすすめです。
あわせて読みたい