プライスアクションとは?3パターンのメリットデメリットを解説

プライスアクションって何?代表的な3つのパターンを解説

プライスアクションについてよくわからず悩んでいませんか?

プライスアクションを活用すると、少し先の値動きをある程度予測することができます。

そのため、プライスアクションを知ればより効率的にトレードしていくことが可能です。

代表的なプライスアクションである、

  • ピンバー
  • スラスト
  • ランウェイ

上記プライスアクション3パターンのメリットデメリットについて解説します。

また、プライスアクションを検知できるインジケーターについても合わせて紹介します。

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目次

プライスアクションとは?

プライスアクションとは?

プライスアクションは、ローソク足チャートにおける値動きパターンの一部です。

プライスアクションとは?
プライスアクションは、数本のローソク足で形成された小さなチャートパターンです。

相場の状況や転換を見た目だけで判断できるため、プライスアクションはFX上級者だけでなく初心者にも有効なトレード手法です。

1本のローソク足だけでも情報量は豊富!

1本のローソク足の見方

ローソク足は、視覚的に多くの情報を一瞬で得ることができるのが特徴です。

チェックローソク足の基本「陽線」と「陰線」のパターンと種類

ローソク足では、始値・終値・安値・高値・値動きの幅といった多くの情報をひと目で認知することができます。

ローソク足以外のチャートでは、始値・終値・安値・高値がひと目ではわかりません。

1本のローソク足だけでもより多くの情報が視覚的にひと目でわかるため、ローソク足チャートは全世界で幅広い多くのトレーダーに採用されています。

そのため、ローソク足からプライスアクションを読み取ることは優位性の高いトレードであるといえます。

プライスアクションの代表的な3つのパターン

3つのパターン

プライスアクションは、数本のローソク足の形や並び方から現在の相場の状態を把握することができます。

たとえば、以下の代表的な3つのプライスアクションパターンについて見ていきましょう。

  1. ピンバー
  2. スラスト
  3. ランウェイ

ピンバー

ピンバー

ピンバーは、トレンドの転換時に発生しやすいプライスアクションです。

初心者でも比較的使いやすいプライスアクションです。

ピンバーは、

  • 1本のローソク足だけで形成
  • 実体部分が小さい
  • ほとんどヒゲだけのような形

といった特徴のローソク足です。

ローソク足十字線②

また、十の字の形に形成されることから、十字線とも呼ばれています。

ピンバーにもいくつか種類があるので以下記事を参考に。

チェックローソク足十字線はトレンド転換のわかりやすいサイン?

ピンバーは、

  • 売りと買いで同程度の量の取り引きがあり
  • 売りと買いが拮抗している

上記のような状態です。

直近の高値や安値付近などのいわゆるレジスタンス・サポートラインでピンバーが発生すると、反発する可能性が高くなります。

ピンバー発生例

[aside type=”warning”]

必ずしも直近の高値・安値付近で発生するわけではありません。

[/aside]

ピンバーのメリットは、直近の高値・安値付近でピンバーが発生した場合、エントリータイミングとして利用できることです。

ピンバーのデメリットは、無駄に発生頻度が多いことです。

そのため直近の高値・安値付近以外で発生した場合の相場転換の判断は難しいです。

あくまで直近の高値・安値付近を目安にしたほうが使いやすいでしょう。

ピンバーは相場転換のプライスアクションとして利用するのが一般的です。

スラスト

スラストアップ

スラストは、上昇もしくは下降トレンド中に発生しやすいプライスアクションです。

スラストは、初心者にも簡単で扱いやすいプライスアクションといえます。

スラストアップ

スラストアップ

  1. 上昇トレンドで多く発生する。
  2. 終値が直前の高値回ったローソク足が連続で並ぶ。

スラストダウン

スラストダウン

  1. 下降トレンドで多く発生する。
  2. 終値が直前の安値回ったローソク足が連続で並ぶ。

スラストのメリットは、トレンドの状態さえ判断できれば、エントリータイミングとして利用できることです。

スラストのデメリットは、スラスト発生直後に反転することも多いことです。

ローソク足の時間軸ごとにスラストの性質が異なるため、トレンドの状態をしっかり確実に把握する必要があります。

特に、レジスタンス・サポートライン付近においてはスラスト発生直後に反転しやすくなります。

レジスタンス・サポートラインはしっかり抜けたことを確認してから、スラスト発生後にエントリーするといいでしょう。

スラストは、連続する回数でトレンドの勢いの強さも判断できるプライスアクションです。

ランウェイ

ランウェイアップ

ランウェイは、数本のローソク足で形成され、トレンドの継続を示唆するプライスアクションです。

[aside type=”warning”]初心者にはやや理解が困難なプライスアクションかもしれません。[/aside]

ランウェイアップ

  1. 高値
    直前の数本のローソク足の高値より
  2. 安値
    直後の数本のローソク足の安値より

ランウェイダウン

  1. 高値
    直前の数本のローソク足の高値より
  2. 安値
    直後の数本のローソク足の安値より

[aside type=”normal”]直前と直後のローソク足は、日足だと5本(1週間分)で判断するのが一般的。[/aside]

ランウェイのメリットは、上昇か下降いずれかのトレンドの相場状態を判断しやすいことです。

ただし、チャートを見てトレンド判断さえできればランウェイをあえて覚える必要はありません。

ランウェイのデメリットは、直後のローソク足も確認しないといけないことから、エントリータイミングとしての利用には不向きなことです。

上位足で環境認識を行う使い方に向いています。

レジスタンス・サポートラインを抜けたあとの相場状態を確認するのに利用すると効果的です。

プライスアクションは単体で使わず組み合わせること!

プライスアクションだけでなく

プライスアクションをまだ知らない人は必ず覚えたほうが有利にトレードできます。

もちろん100%的中するわけではありません。

そして、ほかのプライスアクションやほかのトレード手法と組み合わせて検証する必要もあります。

たとえば、

  • ランウェイで上昇相場確認→ピンバー発生→押し目でエントリー
  • レジスタンスラインに到達→ピンバー発生→逆張りでエントリー
  • ピンバー発生→スラスト発生→順張りでエントリー

このように、プライスアクションを組み合わせるだけでも有効なトレード手法となります。

自分のトレードスタイル、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析などの手法を組み合わせ、検証していくとより効果的です。

プライスアクションを検知するインジケーターがある?

じつは、プライスアクションをインジケーターで検知できるツールもあります。

プライスアクショントレーダーが待ち望んでいたMT4インジゲーターを公開します。

それが「Candle-Priceaction」です。

Candle-Priceactionは、

  • インサイドバー
  • アウトサイドバー
  • 買いエンゴルフィンバー
  • 売りエンゴルフィンバー
  • ピンバー

5パターンのプライスアクションを検知することができます。

アラートやメールで知らせてくれる機能もあるので便利です。

グラフの前でガッツポーズする男性

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[aside type=”warning”]本品は予告なしに値上げする場合があります。[/aside]

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