FXではトレードする際に注文を行います。
ひとことで注文といっても、さまざまな注文の仕方や種類があります。
ここではFXの基本的な注文の仕方と種類について解説していきます。
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初心者が覚えるべきなのは3種類の注文の仕方
FXでは、基本となる注文の仕方が3種類あります。
基本的な注文の仕方を理解していないと、高度な注文の仕方も理解することはできません。
成行注文
(なりゆき)
成行注文(Market order)とは、もっともシンプルな注文の仕方です。
現在の為替レートで売買エントリーします。
今すぐに
- 買う
または
- 売る
といった時に行う注文の仕方です。
指値注文
(さしね)
指値注文(Limit order)は、簡単にいうと先に予約しておく注文の仕方です。
- あらかじめ取引したい為替レートを指定し
- 指定したレートに達すると自動的に取引が執行されます。
指値注文では、指定した為替レートまで
- 下落したら買い
- 上昇したら売り
が前提となります。
逆指値注文
(ぎゃくさしね)
逆指値注文(Stop order)とは、指値注文の逆になる注文の仕方です。
つまり、指定した為替レートまで
- 上昇したら買い
- 下落したら売り
が前提となります。
また、損切り設定も逆指値注文で行います。
基本の注文の仕方3つを覚えたら次はこれ!
基本の注文の仕方3つを覚えたら、もう少し高度な注文の仕方を覚えましょう。
OCO注文
(オーシーオー)
OCO注文(One Cancels the Other)とは、2つの新規注文を同時に予約できる注文の仕方です。
1つの注文が執行されると、もう1つの注文は自動的にキャンセルされます。
たとえば現在レート100円/ドルで、
- 101円/ドルになったら指値指値注文
- 99円/ドルになったら逆指値注文
となるよう予約します。
いずれか片方のレートに達した場合、
- 片方の注文が適用され
- もう片方がキャンセル
となります。
IFD注文
(イフダン)
IFD注文(If done)とは、新規注文と同時に決済の予約注文を入れる注文の仕方です。
たとえば、
- 指値レートで新規注文
- 逆指値レートで決済(損切り)
となるよう予約します。
逆のパターンでは、
- 逆指値レートで新規注文
- 指値レートで決済(損切り)
となるよう予約します。
IFO注文
(イフダン・オーシーオー)
IFO注文(イフダン・オーシーオー)とは、IFD注文とOCO注文を組み合わせた注文の仕方です。
簡単にいえば、
- 新規注文
- 利確の注文
- 損切りの注文
これらを同時に出せる便利な注文です。
たとえばドル円が1ドル100円だとして、
- 99円まで下がったら買うという指値注文
- 101円まで上がったら売るという利益確定の指値注文
- 98円まで下がったら売るという損切りの逆指値注文
これらの予約注文が同時に行えるということになります。
FX初心者におすすめの注文の仕方
FX初心者におすすめの注文はOCO注文とIFO注文になります。
なぜならこの2つの注文方法だと、はじめから損切りを設定できるからです。
損切りをすることで、リスクを限定できます。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
チェック資金管理方法はFXでは超重要!破産しないテクニックが存在する?
初心者が覚えるべき注文の仕方とは?
注文の仕方を説明してきましたが、もっとも重要なのは損切りについてです。
損切りをするのに必要な逆指値注文は必ず覚えなければなりません。
FXでは勝つことよりも、損失を管理していくことのほうがよほど重要です。
まずは資金管理を覚えてからさまざまな手法を検証していきましょう。
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