ここではボリンジャーとフィボナッチエクスパンションを使ったロジックを紹介しています。
根拠があるトレードとはインから決済まで理由があるということです。
ボリンジャーバンドでエントリーし、フィボナッチで決済するという特徴があります。
[toc]
ボリンジャーバンドとは?
ボリンジャーバンド(Bollinger Bands)とは、テクニカル分析に用いるインジケーターです。
ボリンジャーバンドは、偏差値を視覚化して表したインジケーターです。
詳しくは下記の記事で説明しています。
[getpost id=”94″]
フィボナッチエクスパンションとは?
フィボナッチエクスパンションとは、フィボナッチ数列を利用したツールです。
≫フィボナッチ理論の詳しい解説はこちら
トレンドの終了地点を予測したり、利確するところを見つけるのに適したツールです。
インジケーターとは異なり、自分で表示させて使う分析ツールです。
外部リンクフィボナッチエクスパンションの使い方!
ボリンジャーバンドとエクスパンションを使ったスイングロジック
ボリンジャーバンドとエクスパンションを使ったインから決済までのロジックをご紹介します。
- 15分足を使います。
- 2・3日~ポジションを持つこともあります。
- スイングトレードで100pipsを狙っていきます。
- 損切幅も限定的です。
まず前提はトレンドの判断・転換の判断が必要になります。
4時間足で確認する
はじめに4時間足でチャートを確認します。
下のチャートをご覧ください。
EUR/USD4時間足です。
上記相場で明らかにレンジが割れ、トレンド転換点は横線ライン(黄色)です。
[aside type=”normal”]レンジとは一定の変動幅でレートが上がったり下がったりを何回も繰り返すことをいいます。
≫レンジに関する記事はこちら[/aside]
高値安値のレートが複数回同じところで水平線を引き、その水平線と水平線の間がレンジとなります。
ここでEUR/USDは4時間足レベルで下目線になりました。
15分足で確認する
このタイミングでこの相場を15分足で見てみましょう。
拡大します↓
ボリンジャーバンドとエクスパンションを表示させておく
このロジックでは、ボリンジャーバンドとフィボナッチエクスパンションを表示させます。
- 4時間足で水平ラインを完全に割れたのを確認し、15分足を表示させます。
- 相場状況を15分足で確認します。
- 割れた相場がボリンジャーの下限にタッチし戻ってきます。
- 戻しの相場は15分の上限に再びタッチします。
4時間足でレンジが割れたら、
- 水平線が割れる前の(トレンド転換になる起点の)上限①と下限②、更に戻してきた15分足上限③をエクスパンションで結びます。
- トレードポイントは③にタッチした時点です。
すると、以下のようなチャートになります。
- 利確第一ポイントは 61.8%
- 利確第二ポイントは 100%
- 利確第三ポイントは 161.8%
基本的に上の3つのポイントで一旦もみ合いが発生する予定です。
それぞれの資金管理やトレードスタイルに合わせて利確を早めてもいいし、伸ばしても構いません。
損切りと利確について
損切りは①のポイント、トレンドの起点になる15分足ボリンジャー上限です。
この場合の利確は、
- 61.8%まで約70pip
- 100%まで約113pip
- 161.8%まで約180pip
損切りは、
- 約90pips
です。
ボリンジャーとエクスパンションで利確と損切りを見定める!
ポイントをまとめると、
- 4時間足でレンジをブレイクする。
- その後15分足に切り替えて、ボリンジャーバンド上限で戻りを待ってエントリー。
- 利確はフィボナッチエクスパンジョンに従う。
となります。
[aside type=”normal”]ボリンジャーバンドの期間と偏差は、21日と偏差3がおすすめです。(色々検証してみてください。)[/aside]
損切りと利確で迷っているならボリンジャーバンドとフィボナッチエクスパンションを使ってみてください。
あわせて読みたい