プロトレーダーとなって専業で稼ぎたいと目標を掲げているFX初心者は多いはず。
しかし、FXでプロトレーダーになるのはそれほど簡単ではありません。
そこでプロトレーダーとして稼ぐために必要なことについて説明します。
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プロトレーダーとは?
プロトレーダーは一般的に、
- 専業トレーダーとして投資のみで生活している人
- 機関投資家として企業で実績を上げている人
(証券会社のような為替ディーラーやヘッジファンドのトレーダーなど)
このような人たちがプロトレーダーに含まれます。
プロトレーダーと素人の決定的な違いはルール作り?
プロトレーダーと素人の違いは、単純にFXで稼いでいるという点だけではありません。
トレードルールを独自に生み出し、それを継続して貫いているという点です。
例えば以下のようなルールです。
- トレードの時間帯
- 資金管理の方法(損切りラインなど)
- トレード手法(使う指標や運用方法など)
など
これらが確立されないとFXトレードはいつまで経ってもギャンブルの域を脱出できません。
何の反省もないまま勝ったり負けたりを繰り返すだけです。
プロトレーダーは、すべて自己責任で取引を行い、かつ安定して利益を上げ続けなければなりません。
プロトレーダーになるためには、継続してFXの勉強と検証を重ねてルールを確立し、自己管理を徹底する必要があります。
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プロトレーダーの年収の目安は?
企業でトレーダーとして活躍すると、年収にして1000万円前後稼ぐことは珍しくありません。
高い実績を上げれば、サラリーマンといえども数千万円も稼ぐプロトレーダーもいます。
また、個人投資家で専業としてプロトレーダーになった場合、人によって年収は様々です。
数百万円程度の人もいれば、億単位で稼げる人もいる世界です。
少なくともプロというからにはサラリーマンの平均年収よりは稼いでいるはずです。
プロトレーダーの年利はどれくらい?
プロトレーダーは、毎年安定して年利20%以上を達成するのが水準です。
例えば、1,000万を資金として10年間複利で運用し続けると資産は膨れ上がり、なんと6,000万円超となります。
年利20%といえど資産を大きく増やせますが、プロならもっと稼げていそうだと思いがちです。
しかし安定して稼ぎ続けることが何より難しいのが投資の世界。
たしかに、年利数百%を達成し、少ない資金で大きく稼いだという事例もあります。
しかしこれはごく稀なケースであり、一時的に稼げても、その後の資産を減らすことになったらプロとは到底いえません。
プロトレーダーとなるために必要なこととは?
FXのプロトレーダーが継続して勝ち続けるためには、様々な知識と経験を身につける必要があります。
ここでプロトレーダーとなるために必要なポイントを紹介します。
それは、多くの資金を運用させること、そして安定したトレード手法です。
- たくさんの資金を運用させる
- 安定して稼げる負けないトレード手法
十分稼げるだけの資金が必要
プロトレーダーといえど、少額の資金を運用して短期間で稼げるというわけでもありません。
数百万円稼ぐ月もあれば、マイナスになる月もあります。
プロトレーダーは、トータルで多くの利益を生み出します。
もちろん生活のための資金も必要です。
プロになるためには十分な資金を用意しておく必要があります。
十分な資金があれば、より安定的に勝てる手法を選択して稼ぐことが可能となります。
前述で示したプロトレーダーの年利目標が20%で年収400万円稼ぐとなれば、プロになるための運用資金は2000万円ほど確保しておいた方がいいでしょう。
安定して稼げるトレード手法
プロトレーダーは、トレードスタイルがそれぞれ異なります。
例えば、プロトレーダーのトレードスタイルは以下のように分類されます。
- 短期取引か長期取引
- ファンダメンタルズ分析かテクニカル分析
- 裁量取引か自動売買
色々試してみないと、自分に合ったトレードスタイルは見つかりません。
また、トレードスタイルで資金量も異なりますし、チャートに張り付く時間も異なります。
プロトレーダーは、試行錯誤してようやく独自のトレードスタイルにたどり着きます。
プロトレーダーになるには努力あるのみ!
FXのプロトレーダーとなるには単純に取引で稼ぐというだけはありません。
長期的に勝ち続けるためには、
- トレード手法の確立
- 豊富な資金
- 自己管理(資金管理とルール徹底)
- 卓越した情報収集力
などが必要です。
自分にはプロトレーダーは無理だと思うなら、真面目に働くべきです。
しかし、プロトレーダーとなった人も最初は誰もがFX初心者です。
強い気持ちと、努力と経験があれば誰にでもプロトレーダーになれる可能性はあります。
少しずつトレードのスキルを上げていくことが何よりも大事です。