ここでは50日期間移動平均線を使ったオリジナルロジックについて解説しています。
初心者トレーダーは特に、日頃からどのような手法が効率的かとても悩むはずです。
参考までに、安定的に資産運用として取り組みやすい手法を紹介していきます。
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ロジック①3回目の法則
ここで解説する3回目の法則とは、エリオット波動理論やグランビルの法則と似ているものです。
≫エリオット波動に関する記事はこちら
≫グランビルの法則に関する記事はこちら
相場は、
- 3回高値をつけると下落方向へ転じることが多い
- 3回安値をつけると反発するケースが多い
といったクセがあります。
あくまで統計上の相場のクセなので「3回」という数字だけは覚えておいたほうがいいです。
3回目の法則の具体例
3回目の法則の具体例について説明します。
下記のチャートをご覧ください。
こちらは2018年初頭から現在にかけてのドル円の日足チャートです。
オレンジの〇印のチャートにご注目下さい。
2018年2月から見ると、
- 安値を3回目つけた後急激に反発し
- 20日指数移動平均線を上回った
ということがわかります。
- 3回安値をつけ
- 50日期間の移動平均線を上回る
この条件で「買い」というルールでポジションを取るだけでも勝率は上がるはずです。
ロジック②移動平均線
つぎに、チャートでは一番重要ともいえる「移動平均線」を利用したトレード手法をご紹介します。
≫移動平均線に関する記事はこちら
使用する移動平均線は3本
使用する移動平均線は全て指数平滑移動平均線(EMA)です。
- 青が20日期間
- 赤が50日期間
- 緑が200日期間
を3本表示させるというところがポイントになります。
エントリーと損切り方法
このロジックのエントリーと損切り方法について説明します。
下記のチャートの黄色の〇印をご覧ください。
「指数平滑移動平均線」が全てゴールデンクロスした後からエントリーチャンスです。
- エントリーポイント
50日期間の平均線にタッチした後
ローソク足が陽線となったとき
- 損切りポイント
200日期間の移動平均線を下回った位置
50日期間移動平均線と3回目の法則を合わせると?
50日期間移動平均線、3回目の法則、この2つを合わせるとものすごい効果を発揮します。
- 50日移動平均線をベースに順張り
- 3回目の法則
というルールを設けるだけで相当な利幅が取れます。
さらにリスクリワードを考えると、
- 万が一反対方向に相場が動いた場合の損する幅
- トレンドの初動+ゴールデンクロス後の黄色のラインでポジションが更に追加で構築できた場合の利幅
これらを考えると、とても有利なトレードといっていいです。
FX初心者の方はデモトレードでもいいので、50日期間移動平均線と3回目の法則ロジックを試してみてください。
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