南アランド・トルコリラは死亡?対円高スワップ狙いのコツ7つとは?

南アフリカランドやトルコリラのクロス円スワップ金利狙い資産運用は非常に危険です。

スワップ狙いは基本的にロング(買い)でポジションを保有しなければ金利はつきません。

スワップ金利を長期でポジション保有するというのは危険かつ死亡確定の行為です。

そこでなぜ南アフリカランドやトルコリラのクロス円スワップ金利狙いは死亡なのかを検証し、高スワップ狙いのコツを7つ紹介します。

スワップ狙いとは?

スワップ狙いとは、取り引きする両国間の保有通貨の政策金利差によって利益を得る手法です。

たとえば、

  • 日本円だと政策金利は-0.1%

(保有しているだけで0.1%を日本政府に寄付しているようなもの)

  • 南アフリカランドだと約6.5%
  • トルコリラだと10~24%
 クロス円であれば、南アフリカランドやトルコリラをロング(買い)でエントリーしなければスワップ金利は得られません。

通貨を保有して得た金利をスワップ金利といい、朝方6時頃に金利がつきます。

ポイント土日祝は市場が閉鎖していますが、翌営業日にまとめて金利がつきます。

なぜ金利を高くする必要があるのか?

南アフリカやトルコのように、自国通貨の金利を大幅に上げている国は多いです。

一番の理由として挙げられるのが、経済的理由です。

金利を上げることで自国通貨をたくさん保有してもらい、市場価値を高めるというのが政策金利の狙いです。

出展:外為どっとコム

上記表をご覧いただければわかりますが、経済的に恵まれている国はマイナス金利となっています。

日本円の政策金利がなぜマイナス?
  • 日本円の価値を高めると、貿易赤字が懸念される。
  • 金利を上げると金利の分だけ国が損をしてしまう。

そもそも日本円の場合世界のトップ10以内に入るくらい通貨価値が高いです。これ以上通貨価値を高めると貿易面で不利になります。

さらに米国ドルの場合、通貨価値が高すぎるということが問題であり金利を上げています。

通貨価値が高すぎると貿易で利益を上げにくくなるからです。

しかし、南アフリカランドやトルコリラの場合は通貨価値が低すぎるということが問題で、金利を大幅に引き上げています。

これが死亡説と大きく関わってきます。

トルコリラ円の死亡説を検証

トルコリラ円で過去チャートを検証してみましょう。

トルコリラ円は、2007年以降見事なまでの右肩下がりチャートです。

2007年は95.470円も高値をつけ、2010年は60円まで下落、2019年11月には18円代まで下落。

  • 約80%以上もトルコリラの対円評価額は下落
  • 平均10~12%程度のスワップ金利しかない

スワップ金利を差し引くと70%以上の大損です。

ここ数年の安定した下落はシリア情勢が関係しており、チャートだけみても確実に損をすることは無論です。

加えて、トルコリラ円はスプレッドも異常に高いです。(10銭以上)

もはや死亡するリスクでしかありません。

南アフリカランド円の死亡説を検証

南アフリカランド円でも過去チャートを検証してみます。

トルコリラ円同様、右肩下がりチャートです。

南アフリカランドの場合右肩下がりではありますが、トルコリラほどひどい下落ぶりではありません。

一定のサイクルで上昇している時期があります。

ただし下落傾向は強いので、戦術なしにスワップ狙いをすると大きく損をします。

また、スプレッドはトルコリラよりはかなり安いので、スワップ狙いをするなら南アフリカランド円の方がまだマシです。

スワップ狙いのポイントは?

スワップ狙いのポイントまとめです。

  • スプレッドが安い通貨ペアであること
  • 過去チャートからリスクリワード検証を行うこと
  • デモトレードで検証すること
  • ファンダメンタルズ分析を行うこと
  • 上昇相場を狙うこと
  • 必ず買い(ロング)でエントリーすること
  • 連休中のスワップを狙うこと

スワップ狙いはリスクが高いトレードではありますが、勝算もあるのでデモトレードで検証してからチャレンジしましょう。

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